Cookieが無効です
Cookieが無効になっているか、Cookieに対応していない端末です。Cookieが無効ですと様々な機能がご利用いただけませんので、Cookieを有効にすることをお勧めします。
付き合って3年記念日。
少し高めのレストランで食事をして佑太の部屋に行った。
2人でテレビを観ながらイチャイチャしていたら「これからもずっと一緒にいたいな」と言われた。

その言葉が嬉しくて「私もずっと一緒にいた~い」と甘えた声で答えた。

今、あの時の事を思い出すと泣きたくなる。
あんな甘えた声を出した自分を殴りたい。

「嬉しいな」と佑太は言った。
そして私を強く抱きしめ「咲、俺と結婚して欲しい」と耳元で囁いた。

驚いて佑太を見ている私から離れ、佑太は小さな箱を出して来た。

これは、、、これは、、、

箱の中には小さなケースが入っていて、佑太はケースを取り出しあけた。
そのケースの中には小ぶりながらもキラキラ輝くダイヤの指輪が入っていた。

いつかは言ってくれると期待していたけど自信は無かった。
佑太は趣味も友達も多く自分の時間を大切にするタイプ。
結婚は35歳までいいかなとよく言っていたからまだまだ先の話と思っていた。